3年生が、2月25日に卒業前演習を行いました。卒業前演習ではこれまでの実習で経験することの少なかった医療技術や臨床の現場で常に必要とされる多重課題に対しての優先順位の判断とその対応について学習を行いました。先生方に患者役をして頂きながら優先順位を考えた看護のシミュレーションを行いグループで良い点と改善点を相談しながら、より良い看護にするにはどうすれば良いのかを検討しました。
今回の卒業前演習を通して、患者さん一人一人の安全を確保し、安心して療養生活を送ることが出来るように支えることの重要性や、多重課題や援助時に困った際は1人で看護を行うのではなくチームで看護を行うことの必要性があることを再確認することが出来ました。4月より臨床現場に出て働くことに不安もありますが、患者さんが安全安楽に治療を受けられるように、そして患者さんの心身に寄り添うことのできる看護師を目指そうと思いを新たにできる演習でした。
