2021年5月19日水曜日

講義紹介 ~老年看護学援助論Ⅱ演習「高齢者体験ジャケット」~

 2年生が高齢者体験ジャケットを装着し高齢者体験を行いました。ジャケット、ゴーグル、手袋、杖、手足につける重りを装着して1日を過ごしました。

 思っていたより視界が狭く、階段の上り下りが困難で誰かに付き添ってもらわないと転倒してしまうのではないかと不安に感じました。また、手袋を装着することにより、食事の時に箸が使いづらく普段より食べるのに時間がかかることがわかりました。

 これらの体験から、加齢に伴う身体機能の低下を感じながら日常生活を送ることの大変さが分かり、高齢者の方へ看護をするうえでの留意点をよりイメージしやすくなりました。今回の体験をいかして高齢者の方一人一人の疾患や身体機能にあった日常生活援助を行っていきたいと思いました。