2021年3月1日月曜日

卒業前演習②

  「多重課題演習」であるこの演習は、実際の臨床現場の場面を想定し、多重課題が発生した際の優先順位の判断や、患者さんへの対応についてシミュレーション学習を行いました。先生方が患者役となり、実際の患者さんさながらの迫真の演技で、戸惑うところもありましたが、実施した看護について振り返り、よかった点や不足していた点を出し合い、さらに良くするにはどのようにすればよいかを検討しました。

 これまでの実習では、1人の患者さんを担当していましたが、臨床現場では多くの患者さんを担当します。その際に複数の患者さんの生命の安全を確保すること、治療が円滑に進むよう援助すること、さらに患者さんが安心して療養生活を送ることができること、チームで看護を行うことなど様々な視点が必要であることを再確認することができました。

 4月から専門職業人である看護師として働くことに不安はありますが、患者さんに信頼され、寄り添うことのできる看護師を目指して努力し続けようと、気持ちを新たできた演習でした。











2021年2月25日木曜日

卒業前演習①

  3年生は国家試験を終え、卒業に向けての準備を進めています。その一環として卒業前演習を行いました。

 臨床現場で看護師が実施することの多い「静脈血採血と末梢静脈路確保」、「点滴施行中の寝衣交換と車いす移乗の技術」を実際の患者さんを想定して行いました。どの技術も1年次に学ぶ内容ですが、複合技術の実施に不足している部分もあったため知識・技術を復習した後、演習に臨みました。さらに、援助中は患者さんへの声かけや配慮も必要です。知識・技術・態度を統合させた援助が実施できるよう、4月からの実践に活かしたいです。












2021年2月24日水曜日

卒業生と語る会

 

 今年度も本校を卒業し、松阪地域の病院で活躍している先輩方にお越しいただき、3年生が「卒業生と語る会」を開催しました。

 看護師1年目から4年目の先輩方に、日々の看護で大切にしていることや、新人の時に苦労したこと、それをどのように乗り越えたか、さらには社会人としての心構え等を自身の体験談を踏まえてお話いただきました。

 4月から、看護師1年目・社会人1年目で不安な気持ちはありますが、先輩方に教えていただいた通り、笑顔を忘れず一人一人の患者さんと向き合うことのできる看護師になれるよう、日々努力していきたいです。















2021年2月18日木曜日

先輩と国家試験を語る会

 2年生

看護師国家試験を受験したばかりの3年生に、国家試験合格に向けての、勉強方法や実習との両立、リフレッシュ方法や時間の使い方などの体験談を語ってもらいました。

今年は感染拡大を鑑みリモートでの会となりました。

 テキストの活用方法や項目ごとにまとめられたノート等を見せて頂くなど、先輩からの親身なアドバイスで、国家試験までに取り組む学習について具体的にイメージすることができました。今後、自分なりの勉強法を見つけていきます。














2021年1月27日水曜日

老年看護学実習Ⅰ学内実習

 2年生は、1月から専門分野領域の実習が始まりました。新型コロナウィルスの影響で臨床で実習ができないグループは学内での実習となりました。

 臨床での実習同様、模擬患者に対して援助を実施しました。カンファレンスは、臨床の認知症認定看護師さんや実習指導者の方々に臨床現場からリモートで参加いただき、実際の看護場面や臨床経験からの指導や助言を頂きました。老年期に特有の疾患に対する援助についての学びを深めることができました。















2月14日の看護師国家試験に向けて壮行会を行いました

  1・2年生が、毎日国家試験に向けて勉強している3年生の先輩方に頑張ってほしいという思いを込めて、動画を作成しエールを送りました。そして各学年のクラス委員が、代表して応援グッズを渡しました。3年生の先輩方、全力を出して頑張って下さい。