この実習では、多様な生活の場で暮らす老年期の加齢現象を理解し、対象にとっての健康面に目を向け、自立した生活を支えるために必要な看護の基礎的能力を習得する実習でした。施設実習では、利用者さんと、レクリエーションを一緒に行いました。利用者さんの活き活きとした姿を見て、レクレーションは心身の活性に役立つことを学びました。
また、シルバー人材センターの会員さんとは、生活習慣や生活様式、生き甲斐、趣味などを聴かせていただき、健康維持のための工夫を学びました。さらに、「高齢者がすみやすい地域とは」をテーマとして、老年期にある対象者を取り巻く社会的・物理的環境について調査を行いました。高齢者の目線で見ると、安全面もある一方、不便さもあり、今後高齢者の行動が拡大できるような工夫が必要であるとわかりました。高齢者をひとくくりに考えるのでなく、高齢者の意思を尊重し、人生の先輩として敬う気持ちを忘れることなく、個性をとらえて看護につなげたいと考えました。
【施設の利用者さんとのレクレーション】
【施設の利用者さんとのレクレーション】
【シルバー人材センターの会員さんとのコミュニケーション】
【シルバー人材センターの会員さんとのコミュニケーション】
【まなびの会】